Jul 22, 2009

会員制リゾート福利厚生

多くの企業で、福利厚生の一環として、会員制リゾートの従業員への開放があると思います。私が勤める会社でも、会員制リゾートですリゾートトラスト社が運営する"エクセレント渋"を利用することが福利厚生があります。このエク渋は、非常に洗練された設備で、リゾートを国内のいろんなところに持っているので、とても華やかな雰囲気を楽しめる施設です。
自分が頻繁に海外旅行に行くのですが、そのたびに、その旅行会社に適性の海外旅行保険です。この海外旅行保険というのは、日本を離れる時に数千円規模だが、海外で様々な災害や被害に備えた保険です。も、ほとんどの人は自分に災いが起こらないと、半ば盲信しているので、入っているのは少ないと思います。私もその一種です。
買収には、成功もあり失敗もある。125億ドルをかけた Google の Motorola Mobility の買収はどうだろう?私は、Google 最大の失敗になりうるとみている。

以下に、理由を述べる。まずは、買収のメリットから見て行こう。

なぜ Motorola 買収は成功なのか?
大手携帯電話メーカーはどこも馬鹿げた特許戦争に足を取られている。携帯電話は、ハードウェア、ワイヤレス、ソフトウェアの技術が複雑に絡み合っていて、平均的な携帯電話は通常何千もの特許を侵害している。特許侵害無しに携帯電話を作るなど、あり得ないことなのだ。

特許がかつて発明を守るための法的ツールだったことは、もう忘れて欲しい。いまでは、市場での戦いに使われる弾に過ぎない。そして、戦場と同じく、弾を多く持つものが勝つ。

特許を先物取引と同様に売買する輩がいる。革新的な技術力をもつ Apple や Microsoft や Google も、同じことをする。特許は、イノベーションとは関係がない。ただの武器だ。

Google は携帯電話のハードを作らない携帯用 OS の会社だった。すべての携帯用 OS がそうであるように、 Android はおそらく何億兆もの特許を侵害している。しかし、 携帯電話メーカーの多くは、Google を特許侵害で訴えるのではなく、Android を使った携帯電話を製造して Google のパートナーになる道を選んだ。

Google のパートナーに対しては多くの訴訟が起こされ、パートナー各社はライセンス使用料の支払いを余儀なくされてきた。Android 自体は無料だが、それを使用して携帯電話を販売する携帯メーカーは利益の一部を Microsoft などにライセンス使用料として支払っている。Android には、Microsoft などの技術が一部使われているからだ。

特許はまた交渉の道具でもある。ライセンス使用料を交渉する際には、両者の持つ特許数のバランスで金額が決まる。そして、この傾向は年々強くなっている。

これが、Google が Motorola を買収した理由だ。Motorola は、1万7,000件の特許で Googleの特許力を一気に高めてくれる。Google のパートナーである携帯電話メーカーは、Android を使用するときに、他社に支払うライセンス使用料を安く抑えることができるようになるのだ。

特許という観点だけから見れば、Motorola を買収することは、Google にとって素晴らしい考えである。

なぜ Motorola 買収は失敗なのか?
Google の創設者 Sergey Brin と現 CEO の Larry Page は非常に合理的な考え方をする。この2人が間違いを犯すとき、その原因は、他の人間も自分たち同様に合理的だと思い込んでいるところにある。

しかし、 Sergey Brin や Larry Page ほど合理的でデータに基づいた思考をする人間はそうそういない。実際には、もっと感情に左右されるものだ。

Google は、この買収は Android パートナーにとってプラスこそあれ、マイナスはないと考えている。Motorola は買収後も Google からは独立した企業として運営される。Google が直接携帯電話を販売するわけではないから、Google は Android パートナーの脅威にはなり得ない。一方で、Motorola の特許は、パートナーを特許侵害訴訟から守ってくれる。これはプラスである。

実に論理的で、合理的だ。

残念なことに、携帯メーカーは Spock 船長ではなく McCoy のように考える。プライドや信頼といったものに左右されるのだ。さらに、エンドユーザーのファン心理も考えなければいけない。

プライド: Android 携帯メーカーは、この買収で不意打ちをくらったように感じているかもしれない。たとえば、あなたがホンダ車とマツダ車を扱うディーラーのオーナーだったとしよう。隣には、ホンダ車のディーラーがある。あなたは、そのディーラーと競争していかなければならない。でも、その競争は、フェアなものだ。

ところがある日、ホンダ自ら隣のディーラーを買収したとしたら、あなたはどんな気持ちになるだろうか?これまでホンダ車を売るためにしてきた苦労は?投資は?あなたは自分のプライドを守るために、マツダ車の販売に専念したいと思うのではないか?

信頼: Google が一夜にしてあなたのライバルになってしまった。次は何をしかけてくるだろう?Google は戦略を突然変えてしまうことで知られている。Google Wave、Google Answers、Dodgeball、Jaiku、Lively など、注目度の高いプロジェクトをあっさりとキャンセルしてきている。

Google  は Android 携帯メーカーからの信頼を失ったかもしれない。

もうひとつ気がかりなことがある。Google の創設者たちは、韓国や日本の商習慣を専門家に相談しただろうか?アジア企業はビジネスパートナーに対して、信頼を最重要視しているのだ。

ファン心理: エンドユーザーは、携帯メーカーよりもさらに感情に左右されやすい。Android ユーザーの多くは、Android ブランドに忠実だ。Android に強い愛着心を持っていて、アイデンティティの一部と感じている。Apple マニアを支配するファン心理とよく似ている。

Android ユーザーの忠誠心は、いまは Google と Android へ向けられている。Samsung やHTC などの携帯メーカーに対してではない。しかし、今後は Google に対する忠誠心が、Motorola 製の携帯電話やタブレット端末にも向けられるかもしれない。Android ファンは、Google の所有している会社は、最新機能を持ち、かつ Android を動作させるのに最適な携帯電話やタブレットを作ると考えるだろう。

このファン心理は、Motorola には大きなメリットとなる。しかし、同時に Motorola 以外のAndroid パートナーには、大きなデメリットだ。実際はそうではないのかもしれないが、Android のパートナーがそのように考えてしまう可能性は十分にある。

Google は、Android パートナーを守るために Motorola を買収した。しかし、実際は、Android パートナーの気持ちを遠ざけてしまうかもしれない。

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